寝違いについて

寝違いについて

『朝起きたら首が動かない!』

そんな辛い“寝違い”について・・・

 

疲れがたまった状態で寝てしまったり、変な角度で寝てしまった朝に起きてしまう『寝違い』

 

炎症のピークは受傷後12~24時間後にピークを迎えることが多く、軽い炎症であれば回復状況が整っていれば3日ほどで落ち着くケースが多くみられます。

受傷後3週間ほどかけて繊維は回復するといわれていますので、炎症が落ち着いた状態であっても、その期間は再発の危険性が極めて高いと思われます。

『2週間たっても左に向いたときに痛みが残る』という場合、単純に左に向くときに使う筋肉が痛んでいる可能性が高いように感じますが、左に向いたときに
①首の左側が痛い
②首の右側が痛い
③全体が痛む
などにより判断が変わります。

受傷直後に筋肉を“揉む”と、炎症が強くなってしまい回復しづらい状況になることも多くあります。
首の炎症を抑え、繊維の回復を早めるためには
①安静
②冷却
③軽い圧迫
が基本かと思われます。

運動選手は、寝違い程度で試合を放棄するわけにも行かないので、更に専門テクニックで筋繊維の再生を図り、テーピング・トレーニングなどで回復を早めたりします。

痛い状況で無理に動かしたり揉んだりするのは危険を伴いますので、
無理をしない程度で、楽な角度へゆっくり動かしたり、肩の筋肉の緊張を弛めてあげると回復が早くなると思います。